ChatGPTを使っていて「Something went wrong」というエラーメッセージが表示されたことはありませんか?突然の不具合に戸惑うことも多いですが、実はこの問題は簡単な設定変更で解決できることがほとんどです。本記事では、ChatGPTのエラー発生時に確認すべきポイントや、特にGoogle Chromeの自動翻訳機能が影響を与えるケースについて詳しく解説します。エラーを防ぎ、快適にChatGPTを活用するための方法をわかりやすく紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ChatGPTのエラー「Something went wrong」とは?
ChatGPTを利用していると、突然「Something went wrong」というエラーメッセージが表示されることがあります。このエラーが発生すると、ChatGPTが正常に応答しなくなったり、チャット画面が固まったりすることがあります。では、このエラーは何が原因で発生し、どのように対処すればよいのでしょうか?
「Something went wrong」の意味
「Something went wrong」は、英語で「何か問題が発生しました」という意味ですが、具体的な原因までは示されていません。このエラーは、主にOpenAIのサーバー側で障害が発生している場合や、ユーザーのアクセスが集中して負荷がかかっている場合に発生しやすいことが最新の情報で確認されています。
特に、日本時間の21時~23時や、アメリカ時間の9時~12時は、多くのユーザーがアクセスするため、サーバーの負荷が高まり、エラーが発生する可能性が上がります。
もしこの時間帯に「Something went wrong」が頻発する場合は、早朝(6時~9時)や深夜(23時以降)など、比較的空いている時間帯にアクセスすることで、スムーズに利用できる可能性があります。
まずは、**OpenAIのサーバーステータス(https://status.openai.com)**を確認し、「ChatGPT Web App」に問題が発生していないかチェックしてみましょう。
もし「APIエラー」のみが表示されている場合は、ブラウザ版のChatGPTには影響しないことが多いですが、同時に「ChatGPT Web App」もエラーになっている場合は、サーバー全体の問題の可能性が高いため、時間を置いて再試行するのがベストです。
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プロンプトセミナーエラー発生の主な原因
「Something went wrong」が表示される原因として、以下のようなものが考えられます。
- インターネット接続の不安定さ
- Wi-Fiが切断されたり、回線が遅くなったりすると、ChatGPTの通信が途切れることがあります。
- 解決策としては、インターネット接続を確認し、必要に応じて再接続を試みることが有効です。
- ブラウザの設定や拡張機能の影響
- 特にGoogle Chromeの「自動翻訳機能」が原因でエラーが発生することがあります。
- ChatGPTの画面が意図せず日本語に翻訳されると、正しく動作しなくなることがあるため、自動翻訳を無効化することが推奨されます。
- キャッシュやクッキーの問題
- 長期間ブラウザを使用していると、キャッシュやクッキーが蓄積し、サイトの動作に影響を及ぼすことがあります。
- キャッシュをクリアすることでエラーが解消される場合があります。
- ChatGPTのサーバー障害
- OpenAIのサーバー側で問題が発生している場合、一時的にChatGPTが使用できなくなることがあります。
- OpenAIの公式ステータスページ(https://status.openai.com)を確認し、サーバーの状態をチェックすることが有効です。
- アカウントやセッションの問題
- 長時間ログイン状態が続くと、セッションが切れてしまい、エラーが発生することがあります。
- 一度ログアウトして再ログインすることで、問題が解決することもあります。
エラーが発生したときの初歩的な対応
「Something went wrong」のエラーが出た場合、まずは以下の方法を試してみましょう。
- ページをリロードする(F5キーまたは更新ボタン)
- インターネット接続を確認する
- 別のブラウザ(Chrome→Edge、Firefoxなど)で試す
- Google Chromeの自動翻訳をオフにする
- キャッシュとクッキーを削除する
- ChatGPTからログアウトし、再ログインする
- 時間を置いて再度試す(サーバー障害の可能性あり)
このように、エラーの原因はさまざまですが、基本的なチェックを行うことで多くの場合は解決できます。特に、次に紹介するGoogle Chromeの自動翻訳機能の影響には注意が必要です。
Google Chromeの自動翻訳機能が引き起こすChatGPTの不具合
ChatGPTを利用する際に、「Something went wrong」というエラーメッセージが頻発する場合、Google Chromeの自動翻訳機能が原因になっていることがあります。特に、英語で動作するChatGPTのインターフェースをブラウザが自動的に翻訳すると、意図しないエラーが発生することがあります。
なぜGoogle Chromeの自動翻訳が問題になるのか?
Google Chromeには、英語のページを開いたときに自動で日本語に翻訳する機能があります。一見便利な機能ですが、ChatGPTのようなAIツールでは、翻訳が原因で誤動作を引き起こすことがあるのです。最新の情報によると、自動翻訳が適用されることで、以下のような具体的な問題が発生することが確認されています。
- エラーメッセージが正しく表示されず、「Something went wrong」などのエラーが発生する
- ボタンやリンクが機能しなくなる(例:「新しいチャットを開始」ボタンが押せなくなる)
- スレッドの共有リンクが正しく作成されず、相手がアクセスできない
- 出力されたテキストの単語が分割されたり、不自然な日本語表現になる
Google Chromeの自動翻訳が有効か確認する方法
Google Chromeの自動翻訳が有効になっているかどうかは、以下の方法で確認できます。
- ページタイトルをチェック
- ChatGPTのページを開いたとき、ブラウザのタブに「ChatGPT」のまま表示されていればOK。
- もし「チャットGPP」などと表示されている場合は、自動翻訳が適用されている可能性が高い。
- 右上の翻訳アイコンを確認
- Google Chromeのアドレスバーの右端に翻訳アイコン(📄)が表示されている場合、自動翻訳が適用されています。
- 翻訳メニューを開いて確認
- 右上の翻訳アイコンをクリックし、言語設定を確認する。
- 「英語を常に翻訳する」がONになっている場合は、自動翻訳が適用されている。


ChatGPTのエラーを防ぐ!Google Chromeの翻訳機能を無効化する方法
Google Chromeの自動翻訳機能がChatGPTの動作に影響を与え、エラー「Something went wrong」などの不具合を引き起こすことがあることを解説しました。ここでは、ChatGPTをスムーズに使うために、Google Chromeの翻訳機能を無効化する具体的な方法を詳しく説明します。
方法1:翻訳アイコンから一時的に無効化する
ChatGPTのページを開いたときに、Google Chromeのアドレスバーの右側に翻訳アイコン(📄)が表示されている場合、それはGoogle翻訳が適用されているサインです。このアイコンを使って、特定のページの翻訳を無効化することができます。
<手順>
- ChatGPTのページを開く
- アドレスバーの右端にある翻訳アイコン(📄)をクリック
- 「英語を常に翻訳する」がONになっている場合はOFFにする
- 「翻訳しない」を選択する
- ページを再読み込み(F5キーまたは更新ボタン)

この設定を行うことで、ChatGPTのページではGoogle翻訳が適用されなくなり、エラー発生の可能性を減らすことができます。
方法2:Chromeの設定から自動翻訳を完全に無効化する
Google Chromeの設定画面から、自動翻訳機能を完全に無効化することも可能です。ChatGPTだけでなく、他の英語サイトでも翻訳を防ぎたい場合は、こちらの方法がおすすめです。
<手順>
- Google Chromeの設定を開く
- 画面右上の 「︙」(3点メニュー) をクリック
- 「設定」 を選択
- 「言語」設定を開く
- 左側のメニューから 「言語」 をクリック
- 「Google翻訳の設定」 を見つける
- 自動翻訳を無効化
- 「Google翻訳を使用する」 のチェックを外す
- 「これらの言語を常に翻訳する」 がONになっている場合はOFFにする
- ブラウザを再起動する
- 設定を変更したら、一度Chromeを閉じて再度開く


この設定を行うことで、今後すべての英語ページに対して自動翻訳が適用されなくなります。
方法3:拡張機能を使用して自動翻訳を制御する
Google Chromeのデフォルトの設定以外に、ブラウザの拡張機能を利用して自動翻訳を無効化する方法もあります。特に、Google翻訳の拡張機能がインストールされている場合、そちらの設定も確認しておきましょう。
<手順1>
- Chromeの拡張機能のページを開く
- アドレスバーに
chrome://extensions/
を入力してアクセス - または、右上の四角マークをクリックして「拡張機能を管理」を選択
- アドレスバーに
- Google翻訳拡張機能の設定を確認
- 「Google翻訳」 の拡張機能が有効になっている場合は、オフにする
- ブラウザを再起動する


Google Chromeの翻訳無効化によるメリット
自動翻訳をオフにすることで、以下のようなメリットがあります。
✅ ChatGPTのエラー「Something went wrong」が発生しにくくなる
✅ 入力した内容が正しく反映され、正確なレスポンスを得られる
✅ 文字化けや不自然な翻訳による誤解を防げる
✅ スレッドの共有リンクが正常に動作する
特に、ChatGPTは英語ベースのシステムのため、日本語への自動翻訳が誤動作の原因となることがあります。これらの方法を実践することで、ChatGPTをより快適に利用できるようになります。

ChatGPTの言語を「日本語」に設定することも忘れないでね。
ChatGPTの設定については、こちらの記事をどうぞ↓

ChatGPTが動作しない?その他のエラー原因と対策
Google Chromeの自動翻訳機能が原因でChatGPTにエラーが発生することを説明しましたが、それ以外にも「Something went wrong」やその他の不具合が発生するケースがあります。ここでは、ChatGPTが正常に動作しない原因とその解決策について詳しく解説します。
1. インターネット接続の問題
ChatGPTはオンラインサービスのため、安定したインターネット接続が不可欠です。接続が不安定だと、以下のような問題が発生します。
症状
- 「Something went wrong」エラーが頻発
- ページの読み込みが遅い
- 応答が途中で途切れる
- メッセージが送信できない
解決策
✅ Wi-Fiやモバイルデータの接続を確認
- スマホやPCで他のウェブサイトが正常に表示されるかチェック
- ルーターを再起動する
- 他のネットワークに切り替えて試す(例:スマホのテザリング)
✅ VPNをオフにする
- VPNを利用していると、ChatGPTが接続できないことがあります。VPNを無効化して再試行してください。
✅ ブラウザを更新
- ネットワークが正常でも、ブラウザのキャッシュが影響している可能性があるため、ページをリロード(F5キー)する。
2. ChatGPTのサーバー障害
ChatGPTのサーバー側で問題が発生している場合、一時的にサービスが利用できなくなることがあります。
症状
- 「Something went wrong」や「Error 502」「Error 429」などのエラー
- ページが完全に読み込まれない
- 応答が遅くなる
解決策
✅ OpenAIのステータスページを確認
OpenAIのサーバーがダウンしていないか、以下のページで確認できます。
🔗 https://status.openai.com
✅ 時間を置いて再試行
- サーバー側の問題なら、数分~数時間待つことで復旧する場合があります。
✅ 公式のX(旧Twitter)で情報をチェック
- OpenAIの公式Xアカウント(@OpenAI)で障害情報が告知されることがあります。
3. ブラウザのキャッシュやクッキーの影響
長期間ブラウザを使用していると、キャッシュやクッキーが蓄積し、不具合を引き起こすことがあります。
症状
- ログインエラーが発生し、「ChatGPTにアクセスできない」と表示される
- ChatGPTの応答が遅くなり、処理が途中で止まる
- ユーザーの入力が反映されず、メッセージが送信できなくなる
解決策
✅ キャッシュとクッキーを削除する
- Chromeの設定を開く(右上の「︙」メニュー → 「設定」)
- 「プライバシーとセキュリティ」 → 「閲覧履歴データの削除」
- 「キャッシュされた画像とファイル」と「Cookieとサイトデータ」にチェックを入れて削除
この方向については、こちらの記事で詳しく解説しています↓

4. 拡張機能(アドオン)の干渉
Google Chromeの拡張機能(アドオン)がChatGPTの動作に影響を与えている場合があります。
症状
- ボタンが反応しない
- ChatGPTの動作が重くなる
- エラーが頻繁に発生する
解決策
✅ シークレットモードでChatGPTを試す
シークレットモードでは拡張機能が無効化されるため、問題が拡張機能によるものか確認できます。
✅ 拡張機能をオフにする
- Chromeの設定を開く(右上の「︙」メニュー → 「拡張機能」)
- 不要な拡張機能を無効化
- 一つずつオフにしてChatGPTを再起動し、影響を確認
特に「広告ブロッカー」や「翻訳系の拡張機能」がChatGPTと干渉することがあるため、これらをオフにして試してみましょう。
5. アカウントやセッションの問題
ChatGPTは一定時間操作がないとセッションが切れることがあります。また、同じアカウントで複数の端末でログインしていると、競合が発生する場合もあります。
症状
- 「ログインしてください」と表示される
- ログインしているのにエラーが発生する
- 入力しても応答が返ってこない
解決策
✅ 一度ログアウトして再ログイン
- 画面右上のユーザーアイコンをクリック
- 「ログアウト」
- 再度ログインし、ページを更新
✅ 他のデバイスでログインし直す
- PCとスマホ両方でログインしている場合、どちらかで一度ログアウトし、再度ログインすると解決することがあります。
✅ ブラウザのシークレットモードで試す
- セッションの問題が発生している場合、シークレットモードでログインし直すと解決することが多いです。
ChatGPTのエラーを解消するためのチェックリスト
ChatGPTを利用していて「Something went wrong」などのエラーが発生した場合、原因を特定し、適切な対応を行うことで問題を解決できます。ここでは、エラーが発生したときに試すべきチェックリストを用意しました。1つずつ確認しながら進めることで、素早くエラーを解消できます。
1. インターネット接続を確認する
✔ Wi-Fiやモバイルデータの接続をチェック(他のウェブサイトは正常に開けるか?)
✔ VPNを使用している場合は無効化(VPNが通信をブロックしている可能性あり)
✔ ルーターを再起動(一時的な通信エラーをリセット)
✔ 他のネットワーク(テザリング・別のWi-Fi)で試す
2. ChatGPTのサーバーが正常か確認する
✔ OpenAIのサーバーステータスを確認(https://status.openai.com)
✔ OpenAIの公式X(旧Twitter)(@OpenAI)で障害情報をチェック
✔ サーバーに問題がある場合は時間を置いて再試行(特に日本時間の21時~23時、アメリカ時間の9時~12時は混雑しやすいので、別の時間帯に試す)
3. ブラウザの問題を解決する
✔ ページをリロード(F5キーまたは更新ボタン)
✔ シークレットモードで試す(Ctrl + Shift + N)
✔ キャッシュとクッキーを削除
- Chromeの「︙」→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」 ✔ 別のブラウザ(Edge、Firefoxなど)で試す
4. Google Chromeの自動翻訳を無効化する
✔ アドレスバーの右側に翻訳アイコン(📄)が表示されているか確認
✔ 「翻訳しない」を選択し、ページをリロード
✔ Chromeの設定で「英語のページを自動翻訳する」オプションを無効化
✔ 拡張機能にGoogle翻訳がある場合、無効化する
5. 拡張機能の影響をチェック
✔ Chromeの拡張機能をオフにする
- 右上の「︙」→「その他のツール」→「拡張機能」 ✔ 特に広告ブロッカー・翻訳系拡張機能を無効化 ✔ シークレットモードで試して、拡張機能が原因か確認
6. アカウントの再ログイン
✔ ChatGPTからログアウトして再ログイン ✔ 他の端末でも同じアカウントで試す ✔ 一度PC・スマホを再起動する
7. その他の対策
✔ 利用しているデバイスを変更(スマホ→PC、PC→スマホ)
✔ 時間を置いて再試行(サーバー負荷の可能性)
✔ 最新のChatGPTアプリまたはブラウザを利用する
記事のまとめ
ChatGPTを利用していると、突然「Something went wrong」などのエラーメッセージが表示されることがあります。しかし、多くのエラーはブラウザの設定やネットワークの見直しで解決できます。
特に、Google Chromeの自動翻訳機能がChatGPTの動作に悪影響を与えることがあり、これを無効化することでエラーを大幅に減らせます。また、インターネット接続の安定性を確認し、キャッシュやクッキーをクリアすることも、トラブルシューティングの基本です。
今回紹介したチェックリストを活用すれば、ChatGPTのエラーをスムーズに解決し、快適に利用することができます。エラーが発生した際は、ひとつずつ原因を確認し、適切な対応を取ることが大切です。ぜひ本記事の内容を参考にして、ChatGPTをより便利に活用してください。
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